おひとりさまで何が悪い!!

バツイチ40代オヤジ(しかもメンタル持ち)が送る、何気ない日常雑記です!
ボッチが故に、会社の事や趣味の事など様々な役に立たない情報を気づいたときや手が空いた時に書いていきます
たまに役立つ情報もあるかも知れませんが、間違ってる可能性もあるので、ご注意を!

気合いと根性論

「メンタル弱い人は、気合が」
かつて私もそう思ってた人間で、いまにして思えばすごく人を見下してた人間だったと思う
そして何より私自身がその「メンタルに関する病(私の場合は、うつ病)」を患い、療養していてつくづく思ったのが、気合ではどうにもならないこと
そりゃ気合いで病が治るなら、いくらでも気合いいれてガンガンやるわな


しかし私がうつ病になった原因というか、要因が「気合いと根性」だったのだ
当時の私は多くの仲間や同僚の中から先に抜き出て、おもしろいように成果を残してガンガン昇進・出世していた
当然出世するとなると仕事量も増えるし、責任の重さも変わってくる
でも楽しくて仕方なかった
寝る時間を削り、仕事に夢中になり成果を上げて評価されていく自分に酔っていた
恐らく当時の部下や同僚は、私の事を「心底嫌なヤツ」に思ったことだろう


それでも成果が出たから「もっと頑張らねば」
いまにして思えば、もう既に病んでいたのだと思う


眠くても辛くても、気合いで、若さで、根性でどうにかなると思ってたし、どうにかなって成果を残していたし…
しかしその先に私を迎えたのは、無理が積もりに積もった疲労が祟り、自我崩壊だった


気が付いたら何もかも失った
名誉も地位も財産も友人も家族・家庭も…
記憶がない
当時の記憶がまったくない
ただ己を卑下する自分だけしか、記憶らしい記憶がない


「後悔先立たず」というより「祇園精舎の~」平家物語のアレを痛感した


祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。


そして現在も病とともに、己に過剰な負荷をかけずに仕事をしている
いや、仕事ができるようになった、働ける環境がようやく見つかって働いている


そんな私のもとに集った仲間や同僚たち…
もう同じ轍は踏まないで、頼れる仲間たちと共に小さな小さな会社を動かして行こうと思う(無理して大きくしようとは考えない)


なーんてカッコイイこと書いてたら、お昼休みも終わりだ


さーせん、なんか自己満足野郎ですね、このオヤジは


そんなオッサンといっしょに仕事してくれて、本当にありがとう


なんか最後は遺書っぽいな…
まぁ感謝の気持ちは常に持って、今日も働くべし(ただし無理はしない)