おひとりさまで何が悪い!!

バツイチ40代オヤジ(しかもメンタル持ち)が送る、何気ない日常雑記です!
ボッチが故に、会社の事や趣味の事など様々な役に立たない情報を気づいたときや手が空いた時に書いていきます
たまに役立つ情報もあるかも知れませんが、間違ってる可能性もあるので、ご注意を!

格差社会

みなさん、こんにちは。Mr.Butlerです。
冒頭からウンザリするタイトルですみません。


団塊Jr世代で落ちぶれた私や、就職氷河期の中で仕事を見つけ日々耐えしのいでいる方々には、このタイトルがイヤと言う程おわかりかと思います。


私自身は高卒で就職したので、当時はバブル崩壊して間もない頃でしたから「就職そのもの」は簡単にできました。
ただ「昇給」という制度が度々見直され、やれ成果報酬やら職能給とやら人事考課制度が目まぐるしく変わった時期を20代~30代を過ごしています。
また大学へ進学した仲間は、卒業時には「就職氷河期」へ突入していたので、何十の企業へと足を運び、やっと手に入れた職で現在を過ごしています。


皆が皆 同じワケではありませんけど、私の周囲はそんな感じです。
将来への展望が見えない、家庭を築きたくても収入が足りない。
そこで選択肢をして出るのが「転職」なのですが、私の年代で「リミット30歳」と言われてました。
私は「転職」を選択し、既に形成された格差社会の中、当時の言葉を借りて言えば「勝ち組」になりました。
転職前より高い収入を得て、念願の家庭を持ち、残業こそ多かったけど休日はしっかり休みが取れて家族サービスをする・・・
理想像をまさに手に入れたのですが、その私がその会社で働き続けることができなくなる事態に陥ります。


度重なる残業による長時間労働、そして少数精鋭での運営であった為に「責任」という重さを身を持って取らなければならない環境(殴られる、とかではないですよ?)
トラブルが起きたら即対応は当然でしたし、「今日中に来い!」と言われ、新幹線や高速をとばして謝罪しに行ったことは何度もありました。
その見えないストレス・疲労が、私の精神を蝕み「うつ病」となってしまいます。
幸か不幸か、私が改定した「就業規則」など社内規定(休職期間)が自分の足かせになるとは…
要は、自分自身で改定した休職期間内に、治療・回復が間に合わなかったのです。


当然辞めざるを得なくなり、あっという間に真っ逆さま。
まぁそんな過去を振り返っても今更なのですが、人生「二度あることは三度ある」「七転八倒」という言葉があるように、その後の人生は転がりまくりでした。


しかし精神を壊してしまったけど、その代償(いい例えが思いつかない)として得たモノ・・・
それは「話術(交渉術)」でした。
もっとも、この能力は頭がすっきりしている状態でないと上手く使えませんが(笑)


仕事をしていく、社会生活をしていく中で必要な意思疎通。
「会話」もあれば「文章」で伝えることができます。
どちらもコミュニケーションに欠かせないのですが、そこに「説得力」が加われば大きなプラスになることに気づいたのです。
相手が「納得」できる「説得力」があれば、仕事をとることもできますし、トラブルも未然に防げたり、人との意見交換も「もっと深い会話」ができ、さらに自分の「話術」が磨かれる。


この能力で「二度あることは三度ある」から「三度目の正直」へ、「七転八倒」から「七転八起」へと変えることができました。
そして「決してその能力を過信したり、驕らないこと」
正直、七転八倒どころか何十回転んだかわかりません。立ち上がることもできない思いを何度もしました。
それでも現在こうやって過ごせているということは、「精神障害という現実を受け入れ、向き合いつつ歩んでいくこと」の決心ができたから。
だから慢心や油断は、いつ墓穴を掘るかわかりませんので、決して驕らない・過信しない・石橋を叩きすぎるくらいの慎重さを持つようにしています。
ここまでたどり着くまで何年かかったのかな?


そして世の中お金も重要だけど、「巨額の金より豊かな心」=「いくらお金持ちになっても、心が豊かでなければ決して幸せではない」ということ。
少し回りくどい書き方をしましたが、「分相応の生き方」をして「自分にとって幸せだと思えることが多い」方が、楽しく生きていけると思うようになりました。


変な例ですが、ラーメンも自分にとって「おいしい・満足」と思えれば、どんなに安いラーメンも「みすぼらしい」「貧しい」なんて思いません。

おいしく食べて楽しく過ごすことで十分十分!
これがモノの価値に囚われずに満喫できるようになれた、のかなぁ(僻みじゃないですよ!)


格差社会で富裕層・貧困層とありますが、貧困層でもいいじゃない。
まずは日々の生活の中で、楽しいと思えることから見つけて、少しづつ豊かになっていけばいいのですから・・・


ただし、この理屈が通用するのは「すべてを失った者」だからできることであって、ご家庭を持つ立場の方々は、そんな楽観視できない現実があります。
それでも日々ピリピリするより、どこか1つでも「楽しい」と思えることが見つかれば、困難を乗り越えられるキッカケになるのでは?と思います。


少々無責任なコトを綴ってしまいましたが、世の中全部が暗いワケではないよ、ということで・・・(強引だな)


オマケ

ネコと一緒に寝る、これもハッピーな気分になれます(私の場合)


拙い文章ですが、最後までお読みくださりありがとうございます。